口の中が甘い!原因は病気?何科で受診すればいいの?

口の中が甘いことがあります。
この症状は病気からくることもあれば、
ストレスから症状が現れてしまうこともあります。
何も食べていないに口の中から甘い味がしたら、違和感がありますよね。
ただ、口の中が甘く感じてしまう時は、
病気の可能性がありますので、安易な考えは禁物です。
今回は口の中が甘く感じる時に考えられる原因を紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
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口の中が甘い原因
口の中が甘い症状は実際に唾液が甘くないにもかかわらず、甘く感じてしまう方が多いようです。
口の中が甘く感じてしまう原因の多くは味覚障害が考えられますので、
まずは味覚障害を疑いましょう。
味覚障害とは
味覚障害は味の感度が落ちたり、何を食べても味がしなくなる病気です。
代表的な症状としては、
・何を食べても味がわからない
・本当は苦いのに甘く感じてしまう
・口の中に何もないのに、苦みや渋みを感じる
・何を食べても嫌な味になる
などが挙げられます。
味覚障害は知らず知らずのうちに症状が進行していることがあり、気が付いた時には症状が進行していることも少なくありません。
原因は?
原因の一つとして考えられるのが、偏った食生活による亜鉛不足です。
亜鉛が不足してしまうと、舌の表面にある味を感じる細胞の新陳代謝が十分に行われなくなり、
味覚障害の症状が現れてしまいます。
また、コンビニ弁当に多く含まれている食品添加物も亜鉛の吸収を妨げてしまうと言われています。
その他の原因として考えられるのが、舌表面の異常です。
舌の表面には舌苔と呼ばれる白い苔のようなものがあります。
この舌苔は舌の細胞や食べかすが堆積したものですが、
ストレスや体調が悪い時などに厚くなったり色が変化してしまい、味覚障害を引き起こしてしまうのです。
また、がん治療を行っている方や薬の副作用として味覚障害が現れてしまうこともあるようです。
予防法は?
予防法としては亜鉛を摂取することです。
一日に必要な亜鉛は15mgと言われていますが、
日本では多くの方が不足していると言われています。
魚介類のカキをはじめ、ごま、海藻、大豆、ブロッコリーなど亜鉛を多く含む食品を積極的にとり、
添加物が多く含まれている食事は控えるようにしましょう。
また、摂取した亜鉛が効果的に働くためには、日頃からビタミンやミネラル、たんぱく質をバランス良くとることも重要になってきます。
普段の生活で口の中が甘い、味がしない、苦いなどの症状が現れたら、医師に相談するのも大切なことです。
専門的な治療は耳鼻咽喉科で行っているようなので、
これらの症状が現れたら早めに病院へいき診断を受けてください。
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味覚障害意外に考えられる原因は?
口の中が甘く感じてしまう代表的な原因は上記で説明した味覚障害であることが多いですが
他にもいくつかの原因が考えられます。
その一つが糖尿病です。
糖尿病は血中の糖度が上がってしまう疾患で、主な症状として口の渇きや倦怠感、皮膚のかゆみ、頻尿などが挙げられますが、
稀に口の中が甘く感じてしまう(唾液が甘い)という症状が現れることもあります。
ただ、口の中が甘いからと言って「糖尿病」というわけではありませんが、
口の渇きや、倦怠感、頻尿などの症状が併発した場合は糖尿病を疑った方がいいかもしれません。
また、人工甘味料を含む飲料や食べ物を大量に摂取することで、
口の中が甘くなってしまうという現象が起きてしまうようです。
心当たりのある方は人口甘味料を含む食品を控えることで、
口の中の甘みが解消されるかもしれませんよ。
まとめ
口の中が甘い原因の多くは味覚障害にあるかもしれません。
何も食べていないのも関わらず口の中が甘い場合は、味覚障害を疑いましょう。
まずは様子を見て、数日続くようでしたら、
耳鼻咽喉科にて医師の診断をうけてください。
また、口が甘い症状と同時に喉の渇きや、倦怠感、傷の治りが遅いなどの症状がみられた場合、
糖尿病の可能性がありますので、内科で血液検査などを行った方がいいかもしれません。
いずれにせよ、口の中が甘いということは何かしらの異常があるということですから、
症状が長引く場合は医師に相談したほうがいいでしょう。
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